オフィス清掃は従業員だけでは負担が大きく、一部専門知識も必要なため、業者へ外注する会社が増えています。そして実際に外注を検討し始めた際、特に難しいのが「業者選びの基準」ではないでしょうか。
本記事では、オフィス清掃を外注するメリットや、オフィス清掃で発生しやすいトラブルを踏まえて、業者選びのポイントまでを詳しく解説します。オフィス清掃の外注を考えている方や業者選びに迷われている方は、ぜひ参考にしてください。
オフィス清掃サービスとは
オフィス清掃サービスは、掃除機がけやトイレ掃除、デスクの拭き掃除など主に屋内清掃全般を業者が代行します。清掃が行き届いていることは、来客に衛生・安全面で好印象を与えるだけでなく、従業員が快適に業務を行うことにもつながります。
オフィス清掃サービスには、大きく分けて日常清掃と定期清掃があり、業者によって費用や特徴も異なるので、適切なものを選びましょう。
オフィス清掃サービスを受けるメリット
オフィス清掃サービスを導入するメリットは、主に2つあります。
- オフィス清掃の手間が省ける
- プロによる清掃できれいなオフィスを保てる
以下で詳しく解説していきます。
オフィス清掃の手間が省ける
オフィス清掃は会社の衛生・安全面を維持するのに欠かせませんが、負担が大きい業務でもあります。ゴミや汚れは毎日発生するので、担当を交代しながら掃除にあたりましょう。また、マニュアル作成や報告書の記入などの付随する作業も必要です。
さまざまな手間を省くためにオフィス清掃サービスを導入すると、清掃にかかわるすべての手間が省けます。空いた時間は各自の専門業務にあてて、生産性アップにつなげましょう。
プロによる清掃できれいなオフィスを保てる
オフィス清掃業者は研修などを受けた清掃のプロです。落ちない汚れを薬剤で処理したり、手の届かない場所の汚れを落としたりできるなど、専門技術を活かして高レベルな清掃サービスを受けることが可能。
効率よく清掃をしてもらえるため、きれいなオフィスを保つことができます。
オフィス清掃で発生しやすいトラブル
オフィス清掃業者との間で発生しやすいトラブルを3つ紹介します。
- 清掃のレベルが一定ではない(配属される人によりムラがある)
- 長期間契約する業者では、清掃レベルが低下する
- 清掃の実施状況が不明確
下記で詳しく説明しますので、業者選びの基準にしましょう。
清掃レベルが一定ではない
オフィス清掃サービスのクオリティは、配属される清掃員の技術に大きく左右されます。しかし、多くの業者では清掃員が固定ではなく、突発的に休んだり入れ替わったりすることも珍しくないため、清掃レベルが安定しません。
依頼をするときは、できるだけ1人の清掃スタッフが固定で担当してくれる業者を選びましょう。
契約期間が長期になると清掃レベルが低下する
オフィス清掃サービスでは、時間とともに清掃レベルが低下する傾向にあります。理由としては、スタッフには未経験のアルバイトやパートが多く、契約期間の長さによって慣れや慢心が生じることが挙げられます。
そのため、スタッフが十分な研修を受けており、責任感と技術力を両立している業者を選びましょう。
報告書がなく、清掃の実施状況が不明確
報告書がない場合、清掃スタッフの実施状況を把握しにくいことがあります。また、報告書があっても形だけで簡素すぎたり、報告に対して要望を伝える機会がなかったりするなど、コミュニケーションが不足するケースもあります。
報告書や調査票があり、相互にコミュニケーションを取りやすい業者を選びましょう。
こんな清掃業者がおすすめ
おすすめの清掃業者の特徴は以下の通りです。
- 1人の清掃スタッフが固定で担当する
- スタッフが研修を受けており、責任感と技術力を両立している
- 報告書があり、業者とコミュニケーションを取りやすい
ポイントはスタッフの技術力とサポート体制の充実度合です。それぞれ事前に確認し、好条件の業者を選ぶことでトラブルを防ぎましょう。
まとめ
オフィス清掃サービスは、導入することで従業員の手間を省き、プロの技術力で効率的に清掃してもらうことが可能です。ただし、業者との間で発生しやすいトラブルとして、清掃レベルの乱れ・低下やコミュニケーション不足などがあります。
トラブルを防ぐためには、固定のスタッフが担当している、スタッフが研修を受けている、報告書の提出が義務付けられているなど、技術力とサポート体制が充実している業者を選びましょう。