コーヒーの楽しみ方は人それぞれですが、「香り」も大切な要素です。芳醇な香りで気持ちが落ち着き、作業に集中できるという方も少なくありません。こちらでは、コーヒーの香りがもたらす効果についてご紹介します。最後にオフィスコーヒーでより香り高いコーヒーを淹れるコツもご紹介するので、ぜひお試しください。
オフィスコーヒーで感じられる3つの香り
オフィスコーヒーを淹れて味わうまでには、3つの香りを楽しむことができます。それぞれの香りを意識すると、オフィスコーヒーがより美味しく感じられるでしょう。
豆の香り
コーヒー豆の袋を開けた瞬間の香りを嗅いだことがあるでしょうか。焙煎された豆の独特な香りは、他の何にも代えがたいものがあります。コーヒー豆の香りは、香水になって販売されるほど人気です。
ダイオーズの提供するコーヒー豆は、独自の焙煎方法とフレッシュパッケージング技術を活用し、焙煎直後のコーヒー豆の香りを逃がさないよう工夫されています。香り高いオフィスコーヒーを提供できるのがダイオーズの強みのひとつです。
淹れたてのコーヒーの香り
コーヒーを淹れた瞬間にカップから立ち込める香りや、缶コーヒーを開けたときの香りは、コーヒーオイルから発せられています。コーヒーオイルとは、コーヒー豆の抽出時に生じる油分のことで、甘味やコクのもとにもなっています。
コーヒーを口にした瞬間の香り
コーヒーを口にした瞬間の香りは、コーヒー豆の産地や品種、焙煎方法などで大きく変わるため、今も世界中で試行錯誤が行われています。最初のひと口は、とくに強く香りを感じられます。口から鼻へ抜けていく芳醇な香りをオフィスコーヒーでもぜひお楽しみください。
オフィスコーヒーの香りから得られる2つの効果
オフィスコーヒーの香りからは、以下の2つの効果が期待できます。
- リラックス効果
- 頭の回転を早くする効果
一見すると相反して見えるこの2つの効果についてご紹介します。
α波によるリラックス効果
淹れたてのコーヒーの香りは、「α波」という脳波を多く発生させます。α波にはリラックス効果があることが研究で明らかになっており、緊張状態になりやすいオフィスではより高い効果が期待できます。
仕事中に「疲れたな」「肩が凝ってきた」と感じた際は、オフィスコーヒーを1杯飲むだけで気分も変わるかもしれません。
P300で頭の回転が早くなる?
コーヒーの香りは「P300」という脳波を発生させることもわかっています。P300は、集中力が高まり、頭が早く回転しているときに出現する脳波です。仕事中に眠気を感じたときや、集中したいタイミングでオフィスコーヒーを飲むのが効果的です。
豆の種類によって効果は変わる?
コーヒーの香りが持つ上記の効果は、使用する豆の種類ごとに変化します。以下では、期待できる効果別におすすめのコーヒー豆をご紹介します。
リラックス効果をさらに高めるコーヒー豆
リラックス効果を求めてオフィスコーヒーを飲む場合は、下記のコーヒー豆がおすすめです。
- ブルーマウンテン
- グアテマラ
ともに酸味や苦味のバランスがとれたコーヒー豆で、世界中で親しまれています。流通量も多く手に入りやすいため、コーヒーの入門にも最適です。
集中力アップが期待できるコーヒー豆
オフィスコーヒーを飲んで集中力アップを期待するなら、下記のコーヒー豆がおすすめです。
- マンデリン
- ブラジル
- ハワイコナ
どれも口当たりがまろやかで、クセが少ないのが特徴です。飲みやすいコーヒーに仕上がるため、コーヒーが苦手な方でも美味しく味わえるでしょう。
香り高いオフィスコーヒーを淹れる秘訣
ひと手間かけると、オフィスコーヒーでも香りが大きく変わります。以下では、香り高いオフィスコーヒーを淹れるためのコツをご紹介します。
豆は粗く挽く
コーヒーの香りを最大限楽しむには、適切な量のコーヒー豆を少し粗めに挽くのがおすすめです。豆の大きさが均一になるよう丁寧に挽くと、よりコーヒーの香りが引き立ちます。
お湯の温度は高めに設定する
コーヒーは80~85℃のお湯で淹れるのが一般的ですが、香り高いオフィスコーヒーを淹れるにはお湯の温度を少し高めに設定しましょう。豆の香りを抽出しやすくなり、芳醇な香りをより一層楽しめます。
密閉容器でコーヒー豆を保存する
香り高いオフィスコーヒーを淹れるには、コーヒー豆の保存状態も大切です。コーヒー豆は消臭剤にも利用されるように、周囲のにおいや湿気を吸い取る効果があるためです。
コーヒー豆は密閉容器に入れて保管してください。密閉容器を準備できない場合は、フリーザーバッグに入れて冷凍庫に保存すると良いでしょう。