各オフィスに1台は設置されているといっても過言ではない「給茶機」や「ウォーターサーバー」。しかし、両者の違いをあまり理解しないまま導入しているオフィスもあるでしょう。従業員数や好みによってどちらを導入するか決めるのがおすすめです。今回は、給茶機とウォーターサーバーの違いをさまざまな面から解説します。
給茶機とウォーターサーバーの機能比較
給茶機やウォーターサーバーは、いつでも冷たいドリンクや温かい飲み物を楽しめるため、オフィスに導入する会社が増えています。両者には機能面で違いがあるため、オフィスの環境や従業員数、利用目的に応じてどちらを導入するか決めましょう。給茶機とウォーターサーバーの機能の違いを下記の表にまとめました。
機能・サービス | 給茶機 | ウォーターサーバー |
冷水・温水機能 | あり | あり |
浄水機能 | あり | なし |
メンテナンスサービス | あり | 会社ごとに異なる |
給水作業 | 水道直結タイプの場合はなし 独立タイプの場合はタンクへの給水、もしくはボトルの入れ替え | ボトルの入れ替え |
排水機能 | 排水直結の場合はなし 独立タイプの場合はタンクやボトルの入れ替え | なし |
水以外のドリンク | 給茶機に数種類セット可能 | 各自で用意する必要あり |
水の消費量
大手化学メーカの調査によると、人は1日あたり500mlほどの水を消費するとされています。一般的なウォーターボトルの容量である12Lの場合、1人で1か月に1本以上消費する計算になります。そのため、10人の事務所でウォーターサーバーや独立タイプの給茶機を設置する場合、毎月8ボトル以上必要です。
水以外のドリンクを楽しみたいかどうか
給茶機とウォーターサーバーのどちらを設置するかは、さまざまな点を考慮して決める必要があります。なかでも重要なのが、「水以外のドリンクを楽しみたいかどうか」です。
オフィスの需要が水やコーヒーだけにある場合は、ウォーターサーバーやコーヒーサーバーで十分です。一方、水やコーヒー、紅茶、お茶などさまざまなドリンクの需要があるのであれば、給茶機を設置することですべてをまかなえます。従業員にアンケートを取り、何が必要か確認しましょう。
両者の費用面を徹底比較
給茶機やウォーターサーバーを会社として導入する場合、コスト面が気になるところです。両者の費用面の違いを下記の表で確認してください。
費用 | 給茶機 | ウォーターサーバー |
本体代 | 無料の場合が多い | 無料の場合が多い |
月額レンタル費用 | 1万円前後 | 無料の場合が多い |
メンテナンスサービス | 月1回程度の専門スタッフの訪問・清掃・パーツ交換 | 会社ごとに異なる |
故障時の交換 | 無料の場合が多い | 保証期間内であれば無料 |
ドリンク代 | 1杯あたり6~7円 | 1杯あたり15円前後 |
月額の水代 | 1本(12L)あたり2000円前後(目安) | 水道直結タイプの場合は水道水の費用分 独立タイプの場合は1本あたり2000円前後(目安) |
大人数で使用するのであれば給茶機がおすすめ
ウォーターサーバーの多くは水代だけで使用できますが、意外とコストがかかります。オフィスの人数が多くなり使用量が増えると、その分費用が必要です。オフィスのように、ある程度の人数で使用することが想定されるのであれば、給茶機を利用したほうがお得になる可能性が高いでしょう。
定期的なメンテナンスサービス
ウォーターサーバーの場合、メンテナンスは本体に搭載されている自動洗浄機能に任せるのが一般的です。
一方、給茶機では定期的に専門スタッフがオフィスを訪れ、保守点検や清掃サービスなどを行います。オフィスで使用する場合は、利用頻度も高く細かい不具合が発生する可能性があるため、定期的に状態をチェックしてもらえるのは安心です。
給茶機はウォーターサーバーの役割も兼ねることができる
給茶機にはミネラルウォーターの入ったボトルを設置するタイプや、水道と直接つないで給水するタイプがあります。水にもこだわりをもった給茶機を導入することで、1台でウォーターサーバーの役割も兼ねることができ便利です。
ダイオーズの給茶機
ダイオーズは、コーヒーサービスや給茶機を提供するティーサービスだけでなく、安心で安全なピュアウォーターをお届けするウォーターサービス事業でもご支持をいただいています。そして、そこで培った技術や経験を活かし、給茶機にもピュアウォーターボトルを設置できるタイプを開発しました。ドリンクのバリエーションだけでなく、水の質にもこだわりたいという場合は、ぜひ当社の給茶機をご活用ください。