近年耳にする機会の増えたフレーバーティー。ペットボトル飲料やカフェ、ティーサーバーなどさまざまな形で提供されていて、多くの方が愛飲しています。フレーバーティーをオフィスでも楽しめたら、より多くの従業員に利用してもらえるはずです。今回は、フレーバーティーの概要や紅茶との違い、オフィスでも味わえる人気のフレーバーティーをご紹介します。

フレーバーとはどのような意味？

飲料や食品に使われるフレーバーという言葉。実際はどのような意味かあまり理解していない方も多いでしょう。こちらでは、フレーバーの意味や「フレーバー」と名のつく飲み物をご紹介します。

フレーバーの意味

フレーバーとは、食品に使用される風味や香味などの香料を指します。フレーバー自体に味はありませんが、香りを受け取ることで味が知覚されます。ガムのようにフレーバーごとに味の違いを感じる食品も少なくありません。

食品の味は舌で楽しむだけでなく、視覚や嗅覚を使って楽しみます。とくに、香りは食事の味わいに大きく影響を与えるものです。フレーバーは、香りによって嗅覚に刺激を与えることを目的としています。味覚と嗅覚の関係については、風邪のときに鼻が通らないと味を感じないシーンを思い浮かべるとわかりやすいでしょう。

フレーバーとよく似た言葉に「フレグランス」があります。フレグランスは、食品以外の化粧品や芳香剤、入浴剤などに使用されている香料のことです。

フレーバーと名のつくドリンクには数多くの種類があります。代表的なものを3つほどご紹介します。

• フレーバーティー
• フレーバーコーヒー
• フレーバーウォーター

どれも近年耳にする機会が増えたため、一度は飲んだことのある方が多いでしょう。

紅茶とフレーバーティーは違う？

紅茶とフレーバーティーは、混同されることも多いものの、実は全く異なるドリンクです。紅茶は茶葉そのものを味わうものであり、フレーバーティーは茶葉に香りを着香したものと区別されます。こちらでは、両者の特徴を簡単に解説します。

フレーバーティーとは

前述の通り、フレーバーティーは茶葉に香りを着香したものを指します。あくまで人工的に香りをつけたドリンクであり、香りを楽しむのが醍醐味です。厳密にいうと、フレーバーティーは紅茶ではありません。

また、フレーバーティーのベースとなる茶葉に決まりなく、自由なものを選ぶことができます。好きな産地の茶葉を選ぶこともできますし、数種類の茶葉をブレンドしたフレーバーティーも多く見かけます。

紅茶とは

紅茶は、アッサムやダージリン、ルイボスなど世界各地にさまざまな種類があります。人工的に香りをつけたフレーバーティーとは異なり、すべてが収穫した茶葉をそのまま使用して淹れています。茶葉本来の味や香りを楽しめるのが、フレーバーティーとは違う大きな魅力です。

オフィスでも人気のフレーバーティー

近年人気を集めているフレーバーティーは、カフェや専門店で楽しむのが一般的ですが、なかにはオフィスのティーサーバーで味わえるものもあります。数多くのオフィスにティーサーバーを提供しているダイオーズだからこそわかる、オフィスに置いたら人気の出るフレーバーティーを5つご紹介します。ティーサーバーの利用率アップにお役立てください。

アップルティー

フレーバーティーのなかでも、不動の地位を築いているのが、さわやかなリンゴの香りを感じられるアップルティーです。ストレートやホット、アイスなど幅広い飲み方を楽しむことができるのが特徴です。

甘さのなかにリンゴの酸味が加わることで、口の中をさっぱりとさせてくれるため、食後や仕事中に最適なフレーバーティーといえます。オフィスのティーサーバーにあるとうれしい、という方も多いのではないでしょうか。

マスカットティー

アップルティーと並んで人気のあるフレーバーティーが、さわやかな香りを楽しめるマスカットティーです。ギフト用のフレーバーティーとしてラインナップされることも多く、仕事中や食事中など、シーンを選ばずに味わえるのが特徴です。

ブルーベリーティー

味や香りだけでなく、見た目も楽しめるのがブルーベリーティーです。ブルーベリーのさわやかな香りがプラスされ、乾燥した実を使用したものは、青みがかったフレーバーティーに仕上がります。オフィスでホッと一息つきたいときにおすすめです。

バニラティー

甘さや濃厚な味わいを好む方におすすめなのが、バニラティーです。バニラビーンズを刻み込んだものを選ぶと、より芳醇な香りを楽しめます。牛乳と合わせて作るホットバニララテなどもおすすめです。

ジンジャーティー

冷え性の方や女性に人気なのが、生姜のスパイシーな香りが際立つジンジャーティーです。はちみつや牛乳とも相性が良く、ハニージンジャーティー、ジンジャーミルクラテなどアレンジも豊富です。