紅茶は好きであるものの、自分で淹れたことはないという方も多いでしょう。美味しい紅茶を淹れるのは、意外と大変です。今回は、美味しい紅茶を淹れるために必要な道具や淹れ方を解説し、手軽に美味しい紅茶を味わえるダイオーズのティーサーバーもご紹介します。

美味しい紅茶を淹れるために必要な道具

自分で美味しい紅茶を淹れるには、まず基本となる道具をそろえる必要があります。最低限必要な道具と特徴を下記の表にまとめました。

必要な道具	特徴
ティーストレーナー	・茶葉がカップに入らないようこすために必要なアイテム。 ・ティーパックではなく茶葉で紅茶を淹れる場合は必須。
ティーポット	・紅茶を淹れる際にもっとも重要なアイテム ・お湯の対流が発生しやすい丸形を選ぶのがおすすめ
タイマー	・紅茶の抽出時間を図るために必要 ・スマートフォンのタイマーでも代用可能
ティーメジャー	・茶葉を量るためのスプーンで、「ドザール」や「キャンディスプーン」と呼ばれることもある ・一般的な計量スプーンでも代用可能
ケトル	・お湯を沸かすために使用する ・紅茶に適したタイプも存在するものの、電気ケトルややかんでも代用可能
ティーカップ	・紅茶を注ぐための器 ・紅茶の色がきれいに見えるよう、浅めのデザインで内側が白いものがおすすめ
好みの紅茶の茶葉	・自分の好みの茶葉を用意しておくと楽しみが増す

美味しい紅茶を淹れるには、ザっと挙げるだけで上記のような道具が必要です。代用可能なものもありますが、すべてそろえるとなると、大変だと感じる方も多いでしょう。

美味しい紅茶の淹れ方とポイント

道具をそろえたら、下記の手順に沿って紅茶を淹れます。

• 汲みたての水道水をケトルで沸騰させる
• 沸騰したお湯でティーポットを洗い流し温める
• 茶葉をティーポットに入れ、沸騰したお湯（95℃前後）を少し高めの位置から注ぐ
• 3～5分程度蒸らし、最後の一滴までティーカップに注ぐ

さらに以下では、美味しい紅茶を淹れるためのポイントを解説します。

ジャンピングが発生する条件を理解する

ジャンピングとは、茶葉がティーポットの中で対流や空気の影響を受け、浮いたり沈んだりを繰り返す様子を指した言葉です。ジャンピングによる茶葉の運動で、紅茶成分が繊細に引き出され、より深い味わいになります。

ジャンピング自体が紅茶を美味しくするわけではない、という意見もありますが、ジャンピングが発生する環境を整えることが紅茶を淹れる際には大切とされています。

空気を多く含んだ水を使用する

ジャンピングを効率よく発生させるためには、空気を多く含んだ水を使用することが大切です。汲みたての水道水を沸騰させるか、ミネラルウォーターを事前によく振っておくと水に空気を含ませることができます。

汲み置きの水や長時間沸騰させたお湯などは、ほとんど空気を含んでいないため、紅茶を淹れるのには適していません。

質と鮮度の良い茶葉を使用する

美味しい紅茶を淹れるには、質と鮮度の良い茶葉を使用することも大切です。茶葉が腐ることはほとんどありませんが、購入から時間の経過した茶葉は、香り成分が薄くなる傾向にあります。茶葉は、短期間で使い切れる量を購入するようにしましょう。

長期保存する場合は、ジップロックなどに入れて真空に近い状態にするだけでも効果があります。

ティーサーバーを導入すれば簡単に美味しい紅茶が味わえる！

ここまで紹介してきたように、美味しい紅茶を自分で淹れるには、多くの道具の使い方と淹れ方の手順やコツを理解する必要があります。一からすべて覚えるのは難しく、とくにオフィスでは、紅茶を淹れる時間がないことも珍しくありません。

忙しいオフィスには、ダイオーズの提供するティーサーバーの導入がおすすめです。当社のティーサーバーには、ウォーターサーバーと給茶機がひとつになったモデルが存在し、新鮮で美味しい水と、緑茶や紅茶、コーヒーなどが一度に味わえます。縦型で設置スペースをあまり必要としないため、場所を確保しづらいオフィスにも問題なく導入できます。

また、味わえるドリンクの種類にこだわりがある場合は、マーズドリンクシステムがおすすめです。各種紅茶はもちろん、コーヒー、ラテ、ホットチョコなど、20種類以上から上質な一杯を選ぶことができます。約30秒で静かに手間なく抽出できるため、オフィスに置いても業務を妨げる心配はありません。